Vol.01 BOOK and BED TOKYO(池袋)

さて、イベント参加は敷居が高い!との友人の要望を受け、作ってみましたその名も「行ってみた!」のコーナー。

管理人が、本にまつわるイベントや、場所に行ったときの出来事を、ご報告いたします。


初回からイベント話でなく恐縮ですが、昨年2015年11月にオープンした「BOOK and BED TOKYO」に、つい先日泊まってまいりましたので、そのご報告をば。



この記事のまとめ

1.「泊まれる本屋」って?

2.ひみつきち好きには、た・ま・ら・な・い!

3.閉所恐怖症でも・・・? ベッドの話。


さて、やってまいりました池袋西口。

仕事終わりに小走りで例の物件に向かいます。

地図で場所は確認済みではあるものの、土地勘のない場所はどうにも不安やで・・!と内心どきどきでございます。


そんな中、西口から少し歩いたビルの中に、それはありました。

「BOOK and BED TOKYO」。本日のお宿でございます。


1.「泊まれる本屋」って?

2015年11月にオープンした「BOOK and BED TOKYO」は、セレクト系不動産情報サイト「R-STORE」を運営する、株式会社アールストアが手がけたホステルです。

オープン前から「泊まれる本屋」というコンセプトが話題となり、そのコンセプトを耳にした方も多いのではないでしょうか。

プレスリリースを拝見すると、訪日外国人観光客や国内旅行者をターゲットとしたホステル、という一文があり、昨今盛り上がる訪日客だけではなく、国内旅行者もターゲットにしていることが分かります。

きっとこのターゲットにしている国内旅行者は、本好きなのでは!?という期待を胸に、いざお宿へ!

ちなみに、「泊まれる本屋」というコンセプトですが、置いてある本は購入できないようです。悪しからず!



2.ひみつきち好きには、た・ま・ら・な・い!

さて、ビルのエレベーターを降りた我々が、まず目にしたのは、プッシュボタン鍵のついた木製のドア。あれ、入口は・・・?あたりを見回してみると、光源の下に呼び鈴を発見しました。

えーい、とりあえず押してみましょう。チリーン!

「はーい!」

呼び鈴を鳴らすと、写真正面の下の四角い部分が、カパっと開き、お姉さんが出現!

ほう?面白いシステム・・・!


「本日予約をした○○です。こちらが受付ですかね?」

「はーいそうでーす!ではこちらにご記入くださいー。どちらからいらしたんですかー?」


フレンドリー!すごくフレンドリー!ホステルっぽいわー(嬉)。

提示いただいた紙に必要事項を記入しながら、お姉さんから宿の説明を受けます。


「・・・では説明は以上となります。お渡ししたカードに、本日の暗証番号の記載があるので、暗証番号を押して、中にお入りください」

なにコレ!ドアを開けるのに暗証番号が必要とな!?ひみつきちだ!これひみつきちとかでよくあるやつだ!

た、堪らないね、この非日常感(はあと)


3.閉所恐怖症でも・・・? ベッドの話。

そんなこんなで無事チェックイン&入室できたものの、私には、予約の時から非常に気になっていた点がありました。それは、寝床の幅。若干、閉所恐怖症のきらいがある私は、公式サイトのベット画像を見て、戦慄していました。これはもしかしたら怖いやつかもしれないと・・・!そこで迷いなく、一番広いSTANDARDタイプの寝床を選びました。

宿の方に案内されたのは、入口近くのベッド。ベッドの中を覗いてみると、想像よりも広い空間がそこにはありました。

ふわあああ良かったー!本当に良かったー!両手広げられる!これなら大丈夫そうー!


さて、安心したところで、本棚の話題に移りましょう。

ホステルの入口を開けると目の前に広がるのはウリの本棚です。渋谷のSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSが本のセレクトを手がけたといいます。

わー!楽しい!目が楽しい!!でも意外と本の数が少ない・・・?

みっしりがいい!もっとみっしりがいい!「魍魎の匣」に魅入られたがごとく、心の中で唱えます。みつしり・・・。(狂気)

まあ、もちろん一日じゃ全部読めるわけないんですけども!


しかし、また逆に、これを全部読める権利があるなんて、とも思います・・・!

眠りに落ちる、その時までだらだら読める喜びがここにはあります。

週末ファミレスで深夜にだらだら雑誌を読んでいる、だらだら人間には最適ですよ!

(私のことです。雑誌大好き!)

その日はついつい夜更かししてしまいました・・・!

余談ですが、枕元にあった注意書きには「HAVE A BOOK NIGHT」の文字が。

ぐっとくるわー、、こういう細かいところで、本の要素詰め込むのすっきやねん♪


ちなみに「FREE」の文字があるのは、耳栓です。当初は有料だったようですが、私が泊まった時は無料になっていました。うるさいときは、コレが味方になってくれるようです。




なお、宿泊以外に日中のデイユース(11時~19時・ベッド使用不可)が可能なようなので、泊まることにハードルがある方は、ぜひ利用してみてください。

以上、ご報告でした!


HAVE A BOOK DAY!!!