本をひらく展Ⅰ/『悲しみの秘義』をひらく
荻窪にある、Titleでは、2016年1月10日(日)-2月11日(木・祝)の期間、日傘作家のひがしちかさんによる展示「本をひらく展Ⅰ/『悲しみの秘義』をひらく」を開催している。
開催終了が近づいており、早めの訪問がお勧めだ。
(以下転載)
新しく生まれた本屋の開店を記念して、一冊の本をひとつの部屋にひらきました。
『悲しみの秘儀』について
批評家・若松英輔さんが日経新聞で連載したエッセイをまとめた『悲しみの秘義』。「悲しみを通じてしか見えてこないものが、この世には存在する」と、悲しみをも「生きる力」にする知恵をあらゆる本のなかから見出していきます。自身の妻や師との別離のエピソードにもふれた25編。心を積み重ねた一冊です。
『悲しみの秘儀』の造本は装幀家の名久井直子さんの手によります。装画には日傘作家のひがしちかさんを迎えて、個々それぞれに異なる「悲しみ」の彩りを、6種のカバーと9種の表紙という、多様な姿であらわしました。
この展示について
装画をご提供いただいたひがしちかさんの協力を得て、原画5点を展示いたします。ひがしさんのブランドCoci la elle(コシラエル)の傘やハンカチなどもすこしだけ販売いたします。本当に素敵なんです。
原画と共に、「悲しみ」を「生きる力」に変える知恵ある言葉たちを本書から選りすぐり展示しました。
また、『悲しみの秘儀』で紹介されている古今のさまざまな本に、若松さんがひと言を添えた「ブックリスト」と、言葉をお守りのように携える小さな書き下ろし詩集「言葉の護符」を冊子にしてご用意しました。どうぞ記念にお持ち帰りください。
▼参加方法
直接現地へ
≪イベント概要≫
・開催日程:2016年1月10日(日)-2月11日(木・祝)
平日:11:00 – 21:00
定休日:毎週水曜・第三火曜
・会場:Title 2階ギャラリー
八丁交差点すぐ セブンイレブン隣
JR荻窪駅 北口より青梅街道を西へ徒歩10分
JR西荻窪駅 北口より東へ徒歩18分
八丁バス停(関東バス、西武バス)から徒歩1分
・電話:03-6884-2894
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